7月21日(日)、2年前に植樹を行った岩手県北上市にある三菱製紙株式会社さんの工場近くの社有地で下草刈りを行いました。年1回実施しているこの活動に、どんぐりから苗木を育て、植樹にも参加してくださったお隣秋田県の「MV東北秋田緑の少年団」、地元北上市の「黒沢尻北高等学校自然科学部」が参加してくださいました。そして今年も、三菱製紙「エコシステムアカデミー」、北上ハイテクペーパー株式会社のみなさまにご指導をいただきました。
※「MV東北秋田緑の少年団」は「マックスバリュ東北秋田イオンチアーズクラブ」が土台となって登録、活動をしている団体です。
当日は朝からどんよりとした曇り空でしたが、雨さえ降らなければ暑さの心配もなく絶好の草刈り日和です。まずは、2年前に植えた後草に負けて枯れてしまったムラサキシキブを、もう一度みんなで植樹しました。秋になるとつく紫色のきれいな丸い実は鳥たちの大好物。元気に大きく育って、たくさんの鳥たちに遊びに来てもらいたいですね。
その後、高校生チームはやはり実のなる木が植えられたエリアの草刈りを行いました。丈夫なツルを持つクズや鋭いとげのあるノイバラが繁茂し、苗木の場所もわからないくらいでしたが、黒沢尻北高校のみなさんは今年は人数も増えて更にパワーアップ!!あっという間にきれいに刈り取られて、ピンクのテープをつけた苗木が顔を出しました。太陽の光をたっぷり浴びて、ぐんぐん大きくなってくれることでしょう。
一方小学生チームは、2年前に植えたコナラの苗木が何本くらい生き残っているかを調査しました。ほかの木も交じっているので、葉っぱをよく観察してコナラに間違いないか確認できたらオレンジ色のテープをつけていきます。枝や幹に巻きついた頑固なツルも丁寧に取り除きました。エコシステムアカデミーの三﨑さんによると、今苗木は一生懸命根を伸ばしているところなので、背丈はまだあまり大きくなっていないのだそう。それでも、子どもの背丈を超えるほどになっているものもありました!!みんなの調査の結果、2年前に植えたコナラ約200本はほぼ全てがしっかり根付いて成長していることがわかりました(^_^)
きれいに草を刈ってもらった苗木たちはどれもスッキリとして気持ちよさそう♪間もなく梅雨明け、お日様の光を葉っぱに受けて元気いっぱい、大きく伸びてくれると思います。参加してくれたみなさん、活動を企画・実施してくださった三菱製紙さん、北上ハイテクペーパーさん、ありがとうございました。草の背丈を追い越すまでもうひと踏ん張り、来年もがんばりましょう!!