活動内容
全国の子どもたちが中心となって、被災地に植える広葉樹の苗木を、被災地周辺でとれた種子を使って育てることを通じ、被災地の子どもたちを応援する気持ちを届け、復興を支援するとともに、地域の生態系に配慮した緑化に貢献します。
東日本大震災では、多くの森林が被害を受け、さらに公園や学校などの緑地も大きな被害を受けました。これらの地域で必要とされる緑化用苗木づくりに被災地及び全国の子どもたちが協力して取り組むことによって、被災地の子どもたちを励まし、心を癒す効果が生まれます。また、ふるさとの緑を再生し、震災からの復興のシンボルとして、被災地の人々による地域再生に向けた取り組みを後押しします。
(1)どんぐりの採取
岩手県・宮城県・福島県内にてどんぐりを採取します。拾ったどんぐりは全国事務局に送付し、全国事務局にて適切に保管します。
(2)どんぐりの育苗
被災地で採取したどんぐりを、植樹可能な大きさになるまで育てる団体を募ります。育苗期間中は、プロジェクトDウェブサイトにて成長の報告や被災地への応援メッセージを送るなど、被災地との交流を行います。
(3)苗木の植樹
どんぐりを育てた各団体は、植樹可能となった苗木を全国事務局が指定する場所へ送ります。送られた苗木は、現地の方々または育苗者にて植樹を行います。植樹地は、全国事務局が国・地方自治体・NPO等と協議の上、公共施設、海岸防災林、民間施設等を決定し、植樹します。