2015年6月30日、福島県新地町で三菱電機と三菱電機労働組合のみなさんが育てたコナラとクヌギの苗木を植樹しました。
福島県新地町埒浜では、津波を防ぐために海岸に土を盛る工事をしています。福島県相双建設事務所では、土を盛った場所に植える木や、植え方・育て方の試験をしながら調べています。今回、プロジェクトDで育てているドングリの苗木も植えていただけることになりました。
今回植えることになったのは、三菱電機と三菱電機労働組合のみなさんが、ご家庭で育ててくださったコナラとクヌギ、30本です。福島県相双建設事務所のみなさん、三菱電機の方、そしてプロジェクトDの全国事務局が一緒に一本ずつ丁寧に植えました。
苗木を植えた後、近くの山から拾って来たヤマザクラ、ツバキ、クヌギ、コナラの木の実を蒔く作業をお手伝いしました。畑に種を蒔くように浅い溝を切り、種を蒔いて土をかぶせます。カラスがいたずらしないように、防鳥ネットをかけました。芽が出てくるのが楽しみです。
私たちが植えた東側には、クロマツの苗を植えている人たちがいました。海岸に近いところにクロマツを植え、ドングリやサクラなどの木は海からやや離れた所に植えることになっているのだそうです。
新地町のこの海岸だけでも、これから木を植える広さはサッカーグラウンドの100面分以上あると聞きました。プロジェクトDでも、苗木をお送りしたり、植樹のお手伝いをしたり、緑の復興に少しでもお役に立ちたいと思います。