3年前から植樹をスタートした郡山市の「プロジェクトD・福島ふれあいの森」。2~3年前に植樹した苗木のまわりの草を刈り払う作業を行いました。
参加者は、大学で学生のエコ活動をご指導されている郡山女子大学の先生方(環境カウンセラーの方もいらっしゃいます)と学生のみなさん。会津大学短期大学部の先生と学生のみなさん、東京のNPO、環境ベテランズファームのメンバー(会員の方)が参加してくれました!
いつも植樹地の管理をしてくださっている「NPO法人小野自然倶楽部」の方に下草の刈り方や鎌の使い方を聞いて、作業スタート!今回はたくましい下草たちをしっかり刈り取るために、少し大きめの鎌で行いました。
下草に囲まれて埋もれてしまった苗木の中からどんぐりの苗を探しだし、間違えて切らないよう、1本1本丁寧に作業しました。苗木はとても小さくてわかりにくいこともありますが、あらかじめ苗木の葉っぱの形と下草の葉をチェックしておくと見つけやすくなります。どうしてもわからない時は、指導員の方たちにお願いして確認してもらいました。実際に野ウサギに食べられてしまったものもあり、そこには別の苗木を補植するために、ピンクのリボンをつけました。次回の作業がとてもしやすくなります。
苗木が予想以上に大きく成長していることを実感しつつ、みんなの頑張りで1時間半ほどかかって下草刈りを終了しました。
作業の後は、小野町の「緑とのふれあいの森公園」に移動し、楽しみにしていたバーベキュー♪ 午前中頑張ったので、みんなお腹ペコペコです!おいしそうなお肉や野菜を目の前に、元気倍増!残さず食べることもエコ活動の一つ。みんなでおいしくいただきました◎
いよいよ食事の後は、リース作り。最初にあけびなどのつるを巻いたリースの中から好きな形のものを選び、それに各自で思い思いにまつぼっくりや木の実をグルーガンで接着していきます。参加者のみなさんは黙々と作業にとりかかっていいました。怪我もなく無事に終了。立派なリースができて、みなさん大満足でした。
苗木が大きくなってどんぐりの実をつけるようになるまでには30年くらいかかるといわれています。ステキな「ふれあいの森」になるまでにはまだまだ長い時間がかかり、その間の下草刈りはかかせません。これからもみんなの力で育林活動をしていきましょう!