7月22日、昨年5月に植樹を行った、岩手県北上市にある三菱製紙株式会社さんの工場近くの社有地で下草刈りを行いました!!
昨年からこの活動に参加しているお隣秋田県の「MV東北秋田緑の少年団」と地元北上市の「イオン江釣子チアーズクラブ」、「黒沢尻北高等学校自然科学部」に加え、岩手県産の苗木を育てる活動に参加していた東京のクラブ「リトル・キャッツ・アイ」と全部で4つのこどもエコクラブが参加してくださいました。
※「MV東北秋田緑の少年団」は「マックスバリュ東北秋田イオンチアーズクラブ」が土台となって登録、活動をしている団体です。
張り切って集まった参加者の前に広がるのは、みんなの背丈よりも高い雑草やクズが生い茂ったやぶ。いったい苗木はどこに…!?となったところで三菱製紙「エコシステムアカデミー」の板倉校長からお話が。「昨年はみなさんが来る前にこちらである程度草を刈っておきました。ちょっとずるをしたのです。今年は、森づくりにおける下草刈りの本当の大変さ、大切さをわかってもらうために、敢えて何もしませんでした。」ピンクのテープが巻いてあるので辛うじて苗木の場所はわかるものの、このままでは苗木に日が当たらずに枯れてしまうということが参加者にも容易に理解でき、草刈りに向けて気合のスイッチが入りました!!
小学生は手前のコナラエリアを、そして高校生は奥のクズに覆われたエリアを担当します。鎌を片手に果敢にやぶをかき分けていきますが、タラノキやニセアカシアなどトゲのある木のほか、さわるとかぶれてしまうツタウルシも生えており、注意が必要です。みんな危険な植物を避けつつ、苗木の周囲の草を丁寧に刈り取っていました。
猛暑の日本列島、北国といえども油断できません。十分な水分と休憩をとりながら、1時間ほど作業をして終了。みんなのがんばりのおかげで、目標としていたエリアはきれいに草が刈られ、苗木たちが顔を出してくれました。雑草とのたたかいは来年以降も続きますが、苗木も負けずに成長してくれます。来年、一回りも二回りも大きくなった苗木と再会するのが楽しみですね!!